2025.12.28 (日)   K2Couple No.0881

小浅間山
こあさまやま(長野県)
1,655m
真っ白くなった浅間山を眺めに

コース最大標高差 : 250
コース累積標高差(+) : 275
コース累積標高差(-) : 275
コース沿面距離 : 3.8 km
行動時間 : 3'05"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 小浅間山東峰をめざして
  7:50 = 藤岡IC/上信越道/碓氷軽井沢IC = 9:15 小浅間登山口PS(峰の茶屋トイレ横)

 登山口PS 9:35 ... 10:25 ショートカット ... 10:55 小浅間山東峰 11:10 ... 11:20 浅間かぶりつき 【L】 11:40 ... 11:50 西峰 12:00 ...

 12:10 馬返し ... 12:40 登山口PS

 登山口PS 12:50 = R18碓氷バイパス = まゆっ娘 = 14:40


  小浅間山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


極寒の年末も、余すところ4日となりました。
無事に終えることができそうな2025のお礼参り山行は、小浅間山です。

小浅間山は雄大な展望がありながら簡単に登れるから、お気に入りで。
運が良ければ雪山の厳しさも味わえる、美味しい山です
今年は小浅間に始まって、小浅間で終わることになりそうです。
そんな訳で、今回の小浅間はキリの良い10回目。

2011が最初の訪問で。 【REPO】
この時は、上毛新聞の社会面にモデルデビューしました

 富岡IC付近から妙義山&浅間山

昨日は冬型の気圧配置が厳しく。
関越道(水上)では、67台の車がからむ多重事故が発生しました。

きょうは冬型も緩んで、関東甲信は小春日和の予感ですが。
軽井沢の最低気温がマイナス9℃の予報だったので、スタートを遅らせる。
上信越道が路面凍結してると怖いので (^^;

高崎スタート時はマイナス3℃で、軽井沢ICではマイナス5℃だった。

 浅間山が正面に見えた(中軽から)


 高速道路上の凍結はなく、軽井沢でも霧氷は見られず雪も少なく。
 ドライな道だったので安心して走れました。
 碓氷軽井沢ICを下りて南軽井沢に下る途中のワンポイントで、北アルプスの絶景が車窓に流れるのを見たのですが。
 何故かはらっぱのカメラが動画設定になっていて、走行中なのでゴタゴタして撮り損ねてしまい残念でした

峰の茶屋前の駐車スペースは、6台の車で空きスペースはなかった。
公衆トイレ横のスペースに停めさせてもらって、おもむろにスタートする。
雪は少ないが、地面が露出する程ではない。

登山の注意(登山コース案内図)
浅間山火口より4km以内は立入禁止区域ですが、小浅間山頂へ至る登山コースに限り入山を認めています。登山コース及び案内標識に従って楽しい登山にしましょう。
現在の噴火警戒レベルは2なので、噴火口から2Km以内は登山不可

 登山コース案内図         ▲ 峰の茶屋登山口から小浅間山
 ナナカマド                  ▲ メギ

幅広な林道ちっくな登山道は、数cmの雪が踏まれていて歩きやすい。
ツルツルすることもあるが、ツボ足でも問題なく。

木々に囲まれているので風はそよとも吹かず。
単調な時間が流れる。
目に付く紅い木の実をカメラに納めるくらいで、うつむき加減な静寂。
誰にも会わない。
熊鈴の音。

最近は空身のはらっぱも、きょうはミニザック姿です。

 林道ちっくなアプローチ
 一段上の登山道を行く        ▲ ショートカットしてチョンボコース直登

単調な林道から一段上の登山道に上がり、ちょっと気分転換。
2019に登ったバリルート
【REPO】 も考えたけど、バランス的に却下。

馬返しまでは行かず、いつものショートカットがいんじゃないかい。
トレース付いてるし楽勝だ~。
そうしよ そうしよ (^^


 樹林が薄くなると南東の展望が開ける         ▲ 軽井沢の上に妙義と西上州の山

チョンボ道のメリットは、ショートカット&展望に優れていること。
振り返ると、東や南の景色が一望できます。
雄大な浅間斜面が眼の前に展開する。

ズルズル崩れて歩きにくい火山礫の斜面が、今はコチコチに凍っているので、歩きやすいからと油断していると滑ることがあるので要注意。

 けっこうな急登          ▲ 浅間山も姿を見せ始める
                          ▲ 東の噴石帯方向から東峰を攻略する
                             ▲ 浅間山全景、噴煙は未確認
                                ▲ 雪上歩きは楽しい
                           ▲ 大空と大地の狭間に夢が生まれる
                        ▲ 南ア鳳凰三山と八ヶ岳をズームアップしました
                                  ▲ 奥秩父の山並み一望( 八ヶ岳の左 )
              ▲ 浅間隠山と鼻曲山の間に 榛名山(手前)とその奥に赤城山(雲がかかっていた)

賑やかな声は並行して伸びる夏道からだった。
数人partyが下っていた。

夏道に合流して山頂をめざしますね、何処でも歩ける山頂ですけど (^^;
ありゃま~、随分と雪が少ないこと。
直射日光や強風を避ける木がないので、雪が積もりにくい小浅間山。

山頂標識でセルフ撮影中の女性に声掛けして、スマホを押してあげる。
大阪から遠征して来た若い女性だった。

はらっぱも混ざって山の名前やら身の上話やら、何気に楽しいひととき。

 かすかなシュカブラ
 山頂で誰かと仲良くしているおいちゃん            ▲ はらっぱ見参
                       ▲ 広島と大阪だったら親戚みたいなもんだよね

西峰に寄って帰ろう。
風も吹かない途中のいつもの雪原で、ランチにします。
ここで、大阪の彼女さんとはお別れです。

雪面にシートを敷いて、急ごしらえの浅間山かぶりつき席
暖かい穏やかな陽射しのもとで、この世の春的ランチタイム。

寒くならないうちに下山しよう。

 西峰に周回します
 雄大な浅間山かぶりつき展望ランチ           ▲ 浅間に足向けてるし
                 ▲ 寒くてカップラーメンがゴムみたいだったぜ (冬季はバーナー必携)

 ここからミニコルに下って西峰に登り返す。
 いつも雪深く難儀なエリアなのだが、
 きょうは雪が少なく、しかもトレースばっちり。

 ラッセル要員のはらっぱ、失業しました (^^;
 拍子抜けの楽勝パタ~ン。


 失業しました         ▲ 西峰から望むでっかい浅間山
                            ▲ 浅間山を東から眺める展望台
                                       ▲ 西峰から北の展望
 天明3年の大噴火による溶岩流の爪痕       ▲ 寄生火山小浅間山も溶岩塊がゴロゴロ

 小浅間山West から浅間釜山を満喫して、
 西峰西端の岩塔手前から夏道に下った。

 雪とザレのミックスを、サクサクと気持ち良く、
 ハイペースで馬返しに下った。

 馬返しから登山口まで、もくもくの足取り (^^
 この時間に登って来る二組とスライド。

 東峰側の溶岩塊を見ながら         ▲ 夏道トラバースを下るはらっぱ
 帰りはコースを忠実に辿って           ▲ ノリウツギのドライフラワー
 ノイバラ      ▲ 浅間山さん、今年もありがとうございました