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■ 5:30 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 内山峠 = 7:30 大河原峠(蓼科スカイライン)7:40 = 8:00 すずらん峠園地駐車場 |
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すずらん峠園地P 8:30 ... 9:25 ヒュッテアルビレオ 9:35 ... 9:45 東峰 ... 10:10 中峰 ... 11:05 八子ヶ峰 11:20 ... |
11:30 小ピーク 【L】 12:05 ... 12:35 中峰 12:45 ... 13:00 東峰 ... 13:20 ヒュッテアルビレオ ... 13:50 すずらん峠園地P
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すずらん峠園地駐車場 14:10 = 14:15 ビーナスライン展望所 14:20 = 望月 = 内山峠 = 16:50 ■
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八子ヶ峰の場所 |
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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昨日のこと、一日遅れの盆迎えに行こうとしたら、車のエンジンがかからない
症状からして電気系統と思われるが、盆休み中のことなのでJAFに診て貰ったらバッテリーが劣化しているせいらしい。
はらっぱ車で盆迎えは滞りなく済ませたが、その後必死のバッテリー探しと交換作業。
バッテリー上がりは冬場のものと思っていたけど、エアコン等酷使する夏場でもけっこうあるらしい。
エミッション対策のアイドリングストップも、バッテリーには辛いと思われる。
最近は天候も不順だし、人間のバッテリーも相当劣化している感じがしている
たまにはしっかり充電しないとね (^^
きょうは気を取り直して山でプチ充電だ。
おいちゃんの計画は、東急リゾートタウンをベースに蓼科東急トレッキングコースで八子ヶ峰を周回するとのこと。
はらっぱは何処でも付いて行く
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▲ 妙義も浅間も見えてるね |
▲ 荒船山艫岩を眺めて内山峠へ |
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▲ 佐久市内山のコスモス街道 |
▲ JAXA美笹深宇宙探査用地上局のパラボナアンテナ |
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▲ 大河原峠から浅間連山 |
群馬はやや明るい感じがしていたが、内山峠を越えると何気にドンヨリしている。
年寄りにとってこの時期は、サンサン太陽の山よりも涼しい風が吹き抜ける曇り空の方がありがたい (^^
早くも咲き始めていたので、内山のコスモス街道にちょっと寄って
いつもは望月からショートカットで白樺湖に上がるのだが、何を思ったかおいちゃんは蓼科スカイラインで行くと言う。
直観的には近そうだけど、クネクネの山岳道路なので必ずしもベストルートとは思えないよね (^^;
標高2080mの大河原峠は蓼科山登山口で、既に車が満車状態になっていた。
大河原峠から落石注意の舗装林道をクネクネ下って蓼科山七合目登山口、こっちの登山口にも多くの車が集結していた。
深田百名山の蓼科山人気は全国的だ。
大河原峠を下る頃から小雨が降り始め、何気に雨も本気を出してきたので少しやる気を失くす。
東急トレッキングコースは悪路の登りと下りがあるので、きょうは諦めていつものすずらん峠をベースに変更する。
そしてビーナスラインに合流すれば、蓼科山登山口があるすずらん峠は近い。
道路を挟んで蓼科山登山口はほぼ満車だったが、八子ヶ峰側はまだ数台置ける余裕があった (^^
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▲ すずらん峠園地駐車場(八子ヶ峰側から蓼科山側) |
▲ 八子ヶ峰登山口側pのベンチ付き特等席 |
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スマホで確認すると止みそうな雨だったが、カッパを着て出る気もなく。
暫く雨の様子を伺ってずるずるする。
はらっぱはカッパのズボン、おいちゃんはスパッツでスタート。
初めは樹林帯の登り、左ルートは旧道で段差の大きい登りだ。
最近はバイオリズムが良くないのか、病気や怪我に見舞われている。
転んで怪我をしないように、右の新道に入るよ。
ヒュッテアルビデオまで、約150m。
私たちの他には人の姿なく、マイペースでゆっくり登れる。
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▲ 登りやすい新道を行く |
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▲ あらっ こんなとこにも咲いてる |
▲ 根掘り葉掘り花探し |
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▲ マユミの実 |
▲ ノアザミ |
▲ 濡れてカワラナデシコ |
▲ ホソバノキリンソウ |
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▲ しっとりハクサンフウロ |
▲▲ ミヤマモジズリ |
▲ 葉っぱが細長いユウガギク |
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▲ ツリガネニンジン |
▲ ノコギリソウ |
▲ オトギリソウ |
▲ コウリンカ咲き乱れ |
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▲ ヤマホタルブクロ |
▲ ススキ |
▲ ふっくらハクサンフウロ |
▲ ヒュッテ前のモニュメント |
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花の騒ぎをしている内に、東急トレッキングコースが合流する地点。
蓼科湖に下る道だ。
八子ヶ峰は積雪期と紅葉の時期しか来たことがなく。
今は花が咲き乱れることを期待しての訪問です。
登山口で15℃だったので、山上に吹く風はやや寒さを感じ。
おいちゃんは着替えの半袖をダブルで着込んでいた (^^;
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▲ ヒュッテ アルビレオ(休業中) |
▲ 夏山の活気はないが、涼しいのは大歓迎 |
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▲ ヒュッテ前に広がる1850m高原を、黄色に染めるマルバダケブキの大群落 |
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▲ センチメンタル八子ヶ峰 |
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ヒュッテ付近のマルバダケブキ群落は見事だった。
もともと群生する花ではあるが、黄色が咲き揃って素晴らしい光景。
群落はあちこちに見られる。
遊び歩きで、最高峰の東峰に到着。
ここから中峰、八子ヶ峰へと徐々に標高を下げて行く ... 変なの。
おいちゃんはカッパの上着を羽織り、痛み止めと化膿止めを飲む。
十日も経つのに、なかなか痛みが取れない
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▲ 東峰 1869m |
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東峰はほぼスル~して、稜線上中間点の中峰へ。
稜線上の凸凹は殆どない山だけど。
コース中で、東峰からの下りが最大の標高差 (^^;
東峰から40m下って、20m登り返せば中峰って訳で。
こんな凸凹の少ない楽な稜線歩きは他にない。
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▲ 東峰から少し下って |
▲ 登り返せば中峰は近い |
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▲ 中峰 1850m |
▲ ちょっとお遊びタイム |
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▲ あんた何処でも咲いてるね |
▲ 私の名はツリガネニンジン |
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▲ ニガナ |
▲ ウメバチソウ |
▲ ノギラン無残 |
▲ ワレモコウ |
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▲ カワラマツバ |
▲ ウツボグサ |
▲ シラヤマギク |
▲ ヤマハハコ |
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▲ ガスガスのガス |
▲ ガスが切れれば女神湖 |
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▲ 昔遊んだ大岩はスル~ |
▲ リフトトップが見えたのでて八子ヶ峰本峰も近い |
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▲ 伸びやかなトレッキングコースが八子ヶ峰の魅力です |
中峰からだらけ歩きで、ポコポコ小一時間もかけて。
スキー場リフトtopに着けば、八子ヶ峰山頂のミニ標柱辺りで花と戯れる。
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▲ 三角点のある場所 |
▲ 最近ご無沙汰の白樺湖だ |
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▲ シロバナツリガネニンジン |
▲ クルマバソウ |
▲ ツリガネニンジンばっか |
▲ ミヤコグサ |
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▲ ノアザミ |
▲ キオン |
▲ ヤブマメ |
▲ タカトウダイ |
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▲ ヤマハギ |
▲ タカネスギカズラ |
▲ イタドリ |
▲ 害虫 コガネムシ |
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▲ ネバリノギラン |
▲ トリカブト |
▲ ハナイカリ |
▲ タチコゴメグサ |
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三角点標石の先の無名小ピークで、コンビニランチタイムにしましょう。
ちょっと南風が強いなぁ。
ウロウロ彷徨って、岩陰でそれなりの場所に落ち着く。
涼しすぎて、コンビニの冷やし中華はミスチョイスだった
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▲ 無名小ピークの岩陰でランチ |
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誰も来ないし、時は正午を廻ったのでそろそろ帰ろうか。
はらっぱは残したパンをそのまま袋に詰めて、帰りの車中で食べようとして開けたら大っきなアブも一緒に入っていた
ぎゃ~ 何で~ 車内でパニック発生
走っている車の窓から、メロンパンは確保してアブだけ放り出すのに大騒ぎだ。
皆さん 食べ物をしまうときは、アブを一緒にしまわないように気を付けましょうね (^^ こんなドジな人はいないでしょうけど
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▲ あたしゃ見ず知らずのアブちゃんも一緒に連れて帰ったよ |
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▲ シロバナニガナ |
▲ ミヤマウスユキソウ |
▲ シュロソウ |
▲ オオヤマフスマ |
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▲ ヤマラッキョウ(蕾) |
▲ マツムシソウ |
▲ 近くまで下りてみたらキオン |
▲ 色薄いハクサンフウロ |
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南斜面下の岩陰に黄色い花の群落があり、カメラでズームしても何の花か同定できない。
はらっぱの好奇心が収まりそうもない展開になり。
二人でガサガサ下りてみたら、それはキオンの群落だった。
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▲ 蓼科山が出ないかなあ |
▲ 帰りも納涼大会 |
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▲ 雲が切れて陽が射した一瞬の出来事 |
▲ 振り返れば霧ヶ峰車山気象レーダードーム |
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▲ もてもてのアザミ |
▲ ヒョウモンチョウ |
▲ マルバダケブキ |
▲ ツリガネニンジン |
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▲ コケ |
▲ イブキフウロ |
▲ アキノキリンソウ |
▲ 小さいコケオトギリ |
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期待ほど多くはなかった花も来るときに探し尽くしたので、帰りは若干速いような。
中峰に登り返して、展望見納め的なドリンク休憩をする。
見納めと言うほどの展望はなかったけど、もう一度周りを見渡してから帰ろう (^^;
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▲ 東峰へ、本日最後の登り返し |
▲ マルバダケブキ咲く高原から、プチ積乱雲 |
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▲ 最後まで曇り空で、ゆっくり涼みながら歩いた八子ヶ峰だった |
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ヒュッテの屋根が見え、マルバダケブキの群落に迎えられて。
再びの癒しのとき
天気は晴れずに、ずっと曇り空のまま持ってくれたのでラッキーだった。
途中で少し影ができる程度に晴れた時でも、日射が厳しかった (^^;
多分もう二人とも、
夏の猛暑の中で 山に登るのは無理だろうと思われた
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▲ 見合い写真撮ってやるから早く来いよ~ |
▲ やらされポーズ |
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▲ あれっ こんなとこに咲いてるよ |
▲ イオウゴケ( モンローリップ ) |
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▲ マルバダケブキの蕾 |
▲ マリリンモンローの唇 |
▲ ヒュッテアルビレオの前で |
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▲ 蓼科山の雲が少しずつ上がり始めてる |
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下りは、花に期待して別ルートを選択してみたけれど。
旧道は段差が激しい上に草が生い茂り、花探しどころではなかった。
時間は掛かるし危ないので、途中から新道にトラバースする。
良さそうな所から入り、最後は少し笹ヤブを漕いで新道に合流した。
新道は段差も少なく全然歩きやすいので、終わり良ければ全て良し。
ってことで、楽しい山行だった。
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▲ 新旧登山道間をトラバース |
▲ 笹ヤブ大好きはらっぱ |
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▲ 下山完了 |
▲ 八子ヶ峰側の駐車場に残っていたのは6台 |
駐車場に戻ってみたら、車の台数は半分くらいに減っていた。
気温は、朝より少し上がって20℃。
今年の盆休みは遠征することも叶わず、むしろ遠征する気力が起きないまま終ろうとしている。
コロナ禍&異常気象で、従来の日常生活が一変した。
まあ後期高齢者としてはこんなもんだろう ... 達観する日が近いかもしれない
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▲ サワギク |
▲ ダイコンソウ |
▲ ゲンノショウコ |
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▲ クサフジ |
▲ ナンバンハコベ |
▲ ネジバナ |
▲ ノリクラアザミ |
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▲ ビーナスラインの帰途に、展望所から八子ヶ峰、霧ヶ峰、美ヶ原 |
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