2024.11.30 (土)   K2Couple No.0835

天神山
てんじんやま(群馬県)
323m
妙義山金鶏橋から天神山へ

コース最大標高差 : 120
コース累積標高差(+) : 220
コース累積標高差(-) : 220
コース沿面距離 : 2.8 km
行動時間 : 2'35"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  紅葉のトンネルを抜ければ天神山展望台

  7:10 = 藤岡IC/上信越道/松井田妙義IC = 7:45 道の駅みょうぎ&妙義ビジターセンター 7:55 = 8:05 金鶏橋PS

 金鶏橋PS 8:10 ... 8:35 大人場付近紅葉偵察 ... 9:15 金鶏橋PS
 金鶏橋PS 9:25 = 10:05 天神山自然の森駐車場
 天神山自然の森p10:15 ... 七曲がり ... 10:35 展望台 ... 10:55 前天神(天神小屋)11:00 ... 11:10 天神山 【L】 11:50 ...
 11:55 前天神 12:00 ... やまぐりの道 ... どんぐりざか ... 12:50 天神山自然の森p
 天神山自然の森駐車場 13:00 = 13:50



  妙義山金鶏橋

今年は何気に紅葉適期を決め兼ねて、ズルズルしてたら冷え込み厳しく。
寒暖を繰り返して、気が付けばもう師走を迎えようとしている

よそ様の情報を集めてみると、裏妙義紅葉谷が見ごろを迎えているようだ。
毎年欠かさず訪問していた裏妙義だが、駐車場の混雑が厳しいし。
それよりも、わが隊の足では紅葉谷に届かないかも知れない。

同じくらいの標高で、表妙義の金鶏橋辺りはどうかなと提案すると、すかさず表妙義の落葉情報を持ち出してきたはらっぱ
まあまあいいから、とりあえず様子を見に行ってみよう
今朝は車のフロントガラスが凍っていて、気温を見たら1℃だった。

 上信越道藤岡ICのアクセス道
                          ▲ 妙義ビジターセンターから表妙義稜線(金鶏山、金洞山、白雲山)
 金鶏橋駐車スペースは貸切りのようで       残り物でもいいから紅葉カラーが欲しいよね
 秋色の残り物を透かして金鶏山の稜線        ▲ 残念ながら紅葉は終わっている
 妙義の標識は難易度表示の顔が可愛い      ▲ 大人場から少し登ってみたけど色彩乏しく
 冬に向かって徐々に色を失う季節          ▲ 朝陽を浴びる尾根上の紅葉
マムシグサ 紅い葉っぱ ゴマナ 黄色い葉っぱ
 撤収するぞ~               ▲ へ~い
                        ▲ 最後に精いっぱいの想い出を残して帰りましょう

大人場から一本杉方面に少し登ったが、期待できないので撤収を決める。
完全に一週間は遅かったね。

落ち葉に隠れた足元は、妙義特有の岩道なので慎重に下る。
捻挫や転倒が怖いからね。
誰にも会うことのない道なので、セルフ写真など撮っておちゃらけ時間を

この春に登った天神山の紅葉には未だ早いだろうけど。
今朝は厳しい冷え込みだったから、ひょっとしたらひょっとするかも。
偵察と思えば、それなりに気も軽いし (^^

 金鶏橋付近はけっこう奇麗だったけどね
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  天神山
 妙義紅葉ラインを駆け下りて、天神山に向かう
 道の駅みょうぎは、人気の表妙義踏破をめざす人たちで賑わっている。
 妙義はこのところ山岳事故が多発しているので、皆さん くれぐれも心して歩いてくださいね (^^

 天神山は高崎市と安中市の境界に位置するこじんまりとした超低山であり、山頂は高崎市に属している。
 高崎市側はクリスマスローズ園から登り、安中市側からはこれから行く自然の森がメインの登山口になっている。
 きょう活動する前天神エリアは安中市になり、良く管理されて市民に愛される憩いの山のようです。

 信号の少ない長閑な道を、40分の小春日和ドライブで天神山に着いた。

  天神山の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)
    地形図をクリックすると、現地の案内板( 生活環境保全林案内図 by 安中市:群馬県林務部 )を無許可でリメイクした画像が表示されます

                    ▲ 駐車場に着いたら、いきなりのショッキングレッドが素晴らしい

この駐車場に来たのは、今年の2月に次いで2回目です。【REPO】
そろそろ紅葉シーズンもピークを迎えるので、車が多いと思ったけど。
この時間帯で先着4台の楽勝だった
と言うことは、紅葉見ごろには未だ早いってことかい。

駐車場の周りは深紅に染まったモミジが、いらっしゃいまし~的な歓迎。
陽射しもたっぷりで、寒空の下でも元気が出る。
足元の障害物も少ないことからして、妙義と比べたら全然年寄向き (^^

 天神山自然の森駐車場(上段)
 モミジの木が多い        ▲ ふれあい橋が天神山への入口です


 ふれあい橋を渡って七曲がりを緩やかに登って行く。
 妙義の道からは想像もできないくらい歩きやすい階段道が続く七曲がりの道は、どんぐり坂に合流して展望台に伸びている。
 展望台の手前は、午前の光を浴びて輝く淡い紅葉のトンネルが眩しい。

 七曲がり をゆるゆる登り         ▲ 緩やかな木段も落ち葉がいっぱい
 七曲がりを上がって、どんぐり坂と展望台の分岐         ▲ 朝陽が眩しい展望台に向かう
 モミジの洪水           ▲ 程良い色調で心安らぎ
                       ▲ 紅葉のトンネルを抜け出た瞬間に時間が止まる

錦繍を抜けて青空の下、ドウダンツツジの展望台から街並みを望む。
その先に広がる見慣れた山並みも良い。
この青空のおかげだ。

目の前に展開する高崎市街地。
高崎は、関東と信州越後を新幹線や高速道路で繋ぐ交通の要衝。

はらっぱは、生まれも育ちも広島ですが。
ここで生まれたおいちゃんは、それなりの感慨が
...

 ドウダンツツジに囲まれる展望台に上がり            ▲ 高崎市のランドマーク
                                ▲ 展望台から赤城山

 展望台を離れて前天神に向かう。
 緩やかな起伏の並木道は、前半が希望通り 後半は天神坂と命名されている。

 特に前半の希望通りが素晴らしい紅葉プロムナードになりかかっていた。
 全体的には紅葉途上にあるが、木によってはまさに紅葉しきっているという感じで、圧倒的な迫力で紅葉谷に迫る勢い。
 まさに、紅葉名所と言っても過言ではない。

 ボチボチやね~             ▲ 祝紅葉見ごろ

全体的にピークを迎えるまでには、まだ数日はかかると思われる。
が、気温のなせる技なので神のみぞ知るってことか。
その頃に、もう一度来てみたい。

前回来た時に山頂で出会った、ワンコのマミちゃんとスライドした。
あの時と同じように、天神山の主のような親父さんと一緒です。
あんた かわいいねえ

 来週後半くらいには紅くなるかも         ▲ マミちゃん♪また会いましょうね
                               ▲ 日本の美 天然の美
                           ▲ 前天神に近づくにつれ紅さが深く
 天神小屋を見下ろす(三角点から)            ▲ 前天神の三角点


 前天神の小屋(天神小屋)にとうちゃこ。
 小屋裏の高台に前天神の三角点があることは、前回確認済みだったが。
 丸い遺構のある不思議な広場、そこが 「さくらのひろば」 の跡地であることが下山時の調査で判明した。

 さて天神山に登って、展望をおかずに山頂ランチにいたしましょう。
 山頂に向かう途中で、木薮の間から無理やり荒船や妙義の写真を撮る。

 先客グループが大勢休んでいた山頂を一回り探索して、皆んなの隣に陣取ってランチモードに突入。
 目の前に広がる展望を眺めながら、ウトウト睡魔を追い払いながら、口をモグモグさせながら、芝に寝転がっている (^^


 荒船山                ▲ 表妙義
 スーパー低山            ▲ なんちゃって三角点
 西には冠雪した浅間山     ▲ 東には高崎市街地のかなたに筑波山も見えている
                           山頂から北東に裾野は長し赤城山
                       ▲ 赤城山の右に連なるのは桐生足利方面の山々
 山頂で寛ぐ数人partyさん      ▲ その隣で遠慮がちに仲間に入れてもらったK2C


 下山します

 前天神まで下る時はらっぱの足が靴の中で泳いでいると言うので、小屋の椅子に腰掛けて靴ひもを結び直す。
 今回は二人そろって周回して戻ることにした。

 周回ルートも非常に歩きやすいが紅葉が控えめなので、やっぱりピストンにしようと戻りかける。
 しかし登って来た時に紅葉は心置きなく楽しんだからもう充分と言うことで、再び気変わりして元の周回に戻る変な二人。
 変な割には順調に下山するのだった (^^

 天神小屋に下って靴ひも締め直し      ▲ さくらのひろば横を通過して、きょうは周回する
 登ったルートより紅葉が少ない             ▲ ルンルン下り OK
 ときどき紅葉   ▲ 「さくらのひろば」 の所在確認のため 「展望台」 に戻る

どんぐり坂 から 七曲がり に下るとき、腑に落ちない疑問がひとつ。
展望台の分岐に、「さくらのひろば」って標識があったけど
...
それって何処にあるんだろう

もう一度展望台に行って、「さくらのひろば」 に直進してみる  登って下ります
すると、下から登ってくるワンコのマミちゃんと再びのスライドシーン。

ここを下っても何もないよ、標識の向きが悪いんだワン。
「さくらのひろば」ってのは、天神小屋の横にあったんだワン。
nattoku

マミちゃん あんた賢いワンコだねえ

 「七曲がり」 を下って一仕事終える
                            「ふれあいひろば」 に戻って花遊び
 余裕の帰着         ▲ トイレに寄って全行程終了

ヒメジョオン ノコンギク コナスビ
シロノセンダングサ タツナミソウ センボンヤリ ムラサキシキブ
イヌゴマ ヤマツツジ ノササゲ
コマユミ カラスウリ ヤブコウジ