2025.05.01 (木)   K2Couple No.0851

美し森
うつくしもり(山梨県)
1,543m
今年の山梨遠征は日帰り参加

コース最大標高差 : 165
コース累積標高差(+) : 270
コース累積標高差(-) : 270
コース沿面距離 : 7.0 km
行動時間 : 5'05"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  美し森山頂から南八ツ

  5:20 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 内山峠 = 佐久臼田IC/中部横断道/八千穂高原IC = 7:40 美し森p

 美し森p 7:55 ... 8:20 美し森山 8:30 ... 9:10 羽衣池 9:25 ... 10:05 川俣林道出合(地獄谷分岐)10:40 ...

 10:55 川俣東沢渡渉点 【L】 11:35 ... 11:55 川俣林道出合 ... 12:30 美し森分岐 12:40 ... 13:00 美し森p

 美し森p13:35 = 八千穂高原IC/中部横断道/佐久臼田IC = 内山峠 = 富岡 = 16:20


   美し森の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)トラックログ及び標高mapの一部を改変した

                                  標高map



 例年五月連休は、TUWV同期が暮らす北杜市の三日月山荘に常連が集まって、近辺の山を徘徊している。
 コロナ禍を挟んで今回が6回目になった。
 今年もいつものメンバーから誘いがあったが、我が家は訳あって日帰りで参加するわがままをした。

 兼ねてよりクモイコザクラに会いたいと思っていたので、徘徊場所を美し森・天女山コースに決めさせてもらった (^^
 天気の良さそうな日に合わせたので、当然のことながら青空が広がっている。
 ただ、比較的平坦なコースながら、はらっぱの足でクリアーできそうもないときは川俣東沢で引き返すかも知れない

 クモイコザクラの花もまだちょっと時期的に早いので、咲いてるかどうか心配だし。ne ...
 不安要素を多く抱える年頃です (^^;

                         ▲ 気分はいきなり八ヶ岳( 野辺山高原より )
                  ▲ きょうの目的の花 会いたかった花 クモイコザクラ いっぱい咲いてた
 湿った岩場の高い所にしがみついている     ▲ コイワザクラの変種で葉っぱの切れ込みが深い
 この子はぽつんと寂しそうで可愛いかった          ▲ 雲居小桜 絶滅危惧種です

 主峰赤岳 & 横岳       ▲ 南アの盟主 北岳も見えて天気は良い


 道路が空いていたので、予定より早く清里に着いた。
 山荘組もちょっと前に到着しており、2年ぶりの再会に笑顔がこぼれる。
 あることないこと報告し合い、近況や病気話等で盛り上がる (^^;


 美し森駐車場(50台)            ▲ 全員元気に集合
 ヤマザクラ咲き           ▲ 有名な階段が見えている


 登山口のヤマザクラを見て、白く瀟洒な新しい階段登りから始まった。
 ステップの段差が緩やかなので登りやすく作られているが、下の花は撮りにくいだろう。
 今の時季はツツジの植栽の他、何も咲いてなかったけど。

 南の眺望は良好。
 南アは一直線に伸びた雲の下だったけど、白い稜線が望まれる。
 富士山がないと言って騒ぐはらっぱに、前吉さんが丁寧に教えてくれる。
 目を凝らすと見える富士山だが、一度目を離すと見失ってしまう富士山


 茅ヶ岳と富士山( 富士山は何処に )
マウスオーバーでくっきり富士山 
出典:YAMAP
         ▲ 富士山を探す眼の検査
 直線的な雲に沈む南ア北部           ▲ 改めて南ア北岳がカッコいい
 登っては眺め、眺めては登る          ▲ 途中に展望テラスもあるし
                             ▲ 懐かしい権現岳がでっかい


 階段に時間を掛けて、ようやく美し森山頂にとうちゃこ。
 正面に権現岳がでっかい。
 権現岳には2回登っているけど、いずれも山頂の天候に恵まれず記憶に刻まれた因縁の山だ。【REPO1】 【REPO2】

 とりあえず三角点を探してタッチ。
 皆んなで山岳展望に酔い思い出話を語り合いながら、山頂をあとにする。
 その先は、几帳面に四角い石畳が続いていた。


 三角点確認             ▲ ミツバツツジと赤岳
 置いてけぼり的なのんびりはらっぱ流           ▲ 何話してんだか楽しそう

何年も前に車中泊した「たかね荘」跡への分岐があり、建物も見えた。
ちょっとしたことでも懐かしがるおいちゃん。【REPO】

石畳、車道を経て羽衣池に向かう。
カラマツ林に直線的に伸びる階段のような障害物を、越えるのは前吉さん。
その他大勢は狭い脇道を登る。

最後に、はらっぱ殺しの階段を登れば羽衣池。

 ハードル競技は嫌い           ▲ 天女さん所以のの羽衣か
 少しだけ水芭蕉の花     ▲ ミズバショウ                     ▲ 仲良し
 ← 天女山経由観音平 / 美し森経由清里駅 →            ▲ ← 赤岳 / 美し森 →
                 ▲ からまつの林を過ぎて ... からまつはさびしかりけり 白秋的な心境?
 川俣東沢まで下り一辺倒で     ▲ ここを下って急階段を下りれば川俣林道に出る
 南アが見えたけど霞んできた          ▲ 川俣林道出合の変則十字路

カラマツ林の下降で先行した健脚組二人は、川俣林道を遡ったらしい。
地獄谷がどんな所か、大いに興味を示していたからね。

私たちもあとを追ってみたが追い付く筈もなく、途中で挫折Uタ~ン。
携帯の電波は届かなかった。
この時期この山には笹とスミレくらいで、野の花は少ない。

収穫がないまま別々に戻って来た二人と共に、川俣東沢まで更に下る。

 権現岳を正面に笹道を沢に下る            ▲ 川俣東沢渡渉点

川俣川の東沢にとうちゃこ。
東沢を渡った先に一筋の滝が流れ落ちて、最後に岩肌を離れシャワー。
何気に美しく。

時は11時。
きょうの予定コースの半分も来ていないし、はらっぱの足が心配だ。
健脚組には予定通り行ってもらって、私たちはここで折り返そう。

 一筋の滝が          ▲ 最後に散らばってすだれ滝
 日向ぼっこでお別れランチ            ▲ 座った場所にワチガイソウ

そうと決まれば、二人ともお腹ペコペコちゃんだよ
まともに朝飯も摂らずに来たので、そろそろお腹の虫も限界を迎える。

三日月さんと前吉さんには、予定通り天女山まで完歩してもらい。
そこにデポした車で美し森まで戻る訳で。
私たちは楽チンな林道をちんたら戻ることにしよう (^^;

 オトメスミレ

割と水量の少ない瀬音を聴きながら、いろんな話が飛び交い。
しばし別れの交歓会みたいなランチタイムを過ごした。

食べるものが無くなれば、ランチタイムも手持無沙汰で。
そろそろ正午を迎えるから、誰とはなしに別行動開始に向けて腰を上げる。

我が隊は足が遅いから、ゆっくり行って来てね~。
天女山に向かう二人の後姿に、手を振って寂しく送り出す
じゃまた、美し森の駐車場でね。

 気を付けて行きなって、こっちが言う言葉か?

********************************
  美し森に戻ります  ********************************

 道端にこっそりニッコウネコノメ        ▲ 帰りは二人きりで林道をブラブラ歩く
 ニオイタチツボスミレ               ▲ エイザンスミレ
 八ヶ岳牧場に別れた二人の姿は見えなかった           ▲ 権現岳にもさようなら
 タチツボスミレ       ▲ カラマツ林の林道をとっとと一人で
                                ▲ 清里は桜の季節
 マメザクラかな       ▲ 駐車場に戻っても権現岳が見守っている
 駐車場で再ドッキング、話し疲れてさようなら
では、2か月後に尾瀬で
     ▲ 八ヶ岳中信高原国定公園 美し森 でした