2025.06.28 (土)   K2Couple No.0859 .

高峯山撤退
たかみねやま(長野県)
2,106m
2,075m
花百返上して、虫百の高峯山

コース最大標高差 : 125
コース累積標高差(+) : 210
コース累積標高差(-) : 210
コース沿面距離 : 3.2 km
行動時間 : 3'30"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 高峰温泉側の登山口
  6:00 = 藤岡IC/上信越道/佐久IC = 浅間サンライン = 7:25 高峰高原ホテルp
 高峰高原ホテルp 7:55 ... 湯の丸高峰林道 ... 8:45 高峰温泉側登山口 ... 9:50 粒ヶ平 ... 10:05 撤退(折返し)...
 10:15 粒ヶ平 ... 10:40 虫ランチ 10:50 ... 11:00 展望台 ... 11:25 高峰高原ホテルp
 高峰高原ホテルp11:30 = 11:35 高峰マウンテンパークp 【L】 12:15 = 12:20 高峰高原高山植物園 12:35 =
 浅間サンライン = 12:55 小林農園 13:05 = 軽井沢 = 碓氷バイパス = 15:00

    高峯山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 県内では妙義も浅間も見えていたけど       ▲ 佐久グリーンロードからは浅間がない


 避暑トレッキングで再び浅間2000m超え。
 佐久ICで降りて、グリーンロード、浅間サンラインを経由、チェリーパークラインで車坂峠に駆け上がる。

 雲海に沈む佐久市から浅間連山は見えなかったが、車坂峠に上がるとガスを抜けて薄雲に青空が広がっていた。
 八ヶ岳や富士山も見えている。

他の駐車場と違って、高峰高原ホテル前pは空いていた。
最近のお決まりのコースで、林道を歩いて高峰温泉から左廻りしよう。
いきなり急登から始まる右廻りより、花が多いしウォーミングアップに良い。
それに、朝の林道は開放的で展望も素晴らしいからね (^^

花の時季なので、きょうはたっぷり花気分に浸るつもりもある。
花の百名山だし。

気温は12℃と肌寒く、花を揺らす風も気になる。
涼しさは避暑気分を超えているので、半袖にウィンドブレーカー着用。

 高峰高原ホテル前の駐車場
                         ▲ 駐車場から八ヶ岳、富士山も薄く見えた
 イブキジャコウソウ                ▲ アヤメ
 ハイキンポウゲ      ▲ ホテル裏手から湯の丸高峰林道に下りる
 スズランがいっぱい咲いている           ▲ カラマツソウとレンゲツツジ
アヤメ ニッコウキスゲ スズラン
ツマトリソウ ハクサンフウロ ポポタン ハイキンポウゲ
カラマツソウ ウスノキ ゴゼンタチバナ ミツバツチグリ
シロバナヘビイチゴ レンゲツツジ フランスギク ヒメジョオン
                              ▲ 林道から上信国境(北)
                        ▲ 湯の丸高峰林道から東篭ノ登山と水ノ塔山
                       ▲ ヒメジョオンの林道から振り返れば黒斑山(東)

 今年は梅雨が中途半端で日照りが続き、例年に比べて花が早いように思う。
 スズランは全開だし、ショウジョウバカマやイワカガミ、ハクサンイチゲ等は全然見かけなかった。
 半ばふてくされ気味に、メインを花探しから展望満喫ツアーに変更した御一行様がダラダラと林道を行く。
 ウグイスやカッコウの鳴き声が届き、平和な感じに包まれている。

マイヅルソウ キバナノヤマオダマキ ニガイチゴ ヤマガラシがいっぱい咲いてる道
ウラジロヨウラク オオカメノキ(種) ナナカマド サラサドウダン
 高峰温泉手前の登山口              ▲ サラサドウダン


 登山口に着いて樹林帯の登山モードに入ると、きょう初めての汗が出る。
 再び半袖に戻ってシコシコ花探しの登りにかかると、多少の花はあるけれどさっぱり収獲なし

ミツバオウレン(種) ズダヤクシュ タカトウダイ 暑いよ~
ハクサンシャクナゲ 最後の登り 東篭と水ノ塔山

楽しみにしていたツバメオモトやエンレイソウ、タケシマランもなく。
ひょっとしたらと探したイチヨウランも見つからない。

ガックシしながら、車坂峠分岐の粒ヶ平に着いてしまった。
シャクナゲも全然咲いてなく
アズマシャクナゲとハクサンシャクナゲの完全な端境期なのか。

高峯山方面に進んでも、陽射しがキツイだけで花がないので撤退する。

 粒ヶ平分岐点とうちゃこ         ▲ ちょっと行って撤退してきた
                       ▲ ハクサンイチゲは咲いてなかったけど、堂々と黒斑山


 傷心の高峯山。
 粒ヶ平に戻って車坂峠方面に下っても花は少なく、そのくせ虫が身体にまとわりついてうんざりする。

 

シロバナニガナ ハクサンシャクナゲ咲き始め クロマメノキ ウラジロヨウラク
ミヤマニガイチゴ オトギリソウ(蕾) アザミ(蕾) ツマトリソウ
ミヤマハンショウヅル カラマツ ムラサキツメクサ

おいちゃんが、ツガザクラの秘密基地に行ってみたら。
ツガザクラはなかったけど、ミヤマハンショウヅルを探し当てた。
この花がいつも咲いている所には跡形もなかったので、喜びもひとしお。

 ミヤマハンショウヅル             ▲ ミヤマハンショウヅル


 気温は低いので陽射しさえ避ければ、この世の天国と思われるくらい気持ちが良い。
 展望台に下る手前でスキー場側の木の下に、おいちゃんが最高のランチ場所を見付けた (^^
 風がすっごく気持ちの良い場所だったけど、徐々に変な虫が集まって来て身体や食材が虫だらけになり
 ぎゃ~、速攻撤収


 展望台は暑くて休む気にならず       ▲ 展望台にハクサンシャクナゲ咲いてた
 高峯神社鳥居を潜って下山完了              ▲ ハイキンポウゲ
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山中で食べれなかったお昼ご飯。
探しながら下山してきたが、良い場所がないまま高峯神社鳥居着。

どうする?何処か良い場所ないかな。
はらっぱが閃いた マウンテンパークに下れば良い場所があるかも。
下る途中の駐車場はどこも満杯だった。

駐車場を物色して、大木陰の貸切場所を見付けた (^^
黒斑山と篭ノ登水ノ塔山を前後に見渡せる、最高のお食事処
19℃の爽やかな風が、心の中まで吹き抜けていた。
ここが、きょう一番の満足度 19℃

 高峰マウンテンパークスキー場から篭&水

                          ▲ 大樹の陰に停めて納涼ランチタイム

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 車坂峠からちょっと下って、高山植物園に寄ってみたが。
 放置され荒れ放題になっていて花の種類も数も少なく、クマ出没注意の看板だけが目立っていた。

 上信越高原国立公園浅間連峰高峰高原高山植物園              ▲ グンナイフウロ
カラマツソウ グンナイフウロ キバナノヤマオダマキ 気の早い紅葉

 下道で高崎に戻ったら、やっぱり 37℃の猛暑が待っていた
     高崎(6:00)23℃ ... 12℃(7:25)車坂峠(11:25)19℃ ... 29℃(13:20)軽井沢 ... 37℃(15:00)高崎