2025.06.21 (土)   K2Couple No.0858 .

池の平湿原
いけのたいらしつげん(長野県)
2,110m

  三方ヶ峰 2041 見晴岳 2095 雲上の丘 2110

イチヨウランに会いに行きましょう

コース最大標高差 : 110
コース累積標高差(+) : 225
コース累積標高差(-) : 225
コース沿面距離 : 4.8 km
行動時間 : 5'35"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  背丈10~20cm自生の多年草 イチヨウラン

  5:25 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 地蔵峠 = 6:50 池の平駐車場(兎平)

 池の平駐車場 7:15 ... 東歩道 ... 8:00 放開口 8:05 ... 8:20 休憩ベンチ 8:25 ... 8:40 鏡池 8:50 ... 9:10 三方ヶ峰/コマクサ休憩 9:30 ...

 10:10 見晴岳 【L】 10:55 ... 11:40 雲上の丘 ... 12:10 雷の丘 ... 12:20 村界の丘 12:30 ... 12:50 ベンチ池の平駐車場
 池の平駐車場 13:15 = 地蔵峠 = 軽井沢・碓氷バイパス = 松井田妙義IC/上信越道/藤岡IC = 15:20

   池の平の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 佐久小諸JCT通過時には浅間連山がない   ▲ 湯の丸スキー場第6ゲレンデtopから烏帽子湯の丸

今週は、猛暑日&熱帯夜が連続する厳しい一週間だった
何処か2000m級の涼しいところへ行こうと思ったら、すかさずはらっぱが。
池の平に行ってイチヨウランを探したいの

イチヨウランには今まで何度か会っているが、その多くは篭ノ登山周辺で。
前回だんべえさんから、池の平にも咲いてたはずだと教わって。
【REPO】

家を出る時は23℃だったが、池の平駐車場に着いた時は12℃で。
快適すぎ~
 早朝の池の平駐車場はガラガラ空き
シテンクモキリの蕾 マイヅルソウ オオヤマフスマ シロバナヘビイチゴ


 先ずは駐車場周りの花を丹念に観察し、チンタラ楽しい避暑歩きの始まり

 先行した人たちの多くは篭ノ登山に向ったらしく、池の平をめざす人の姿は殆んどなく貸し切りアプローチです (^^

 東屋の先で、何処をどう歩こうか検討しているときに、はらっぱが富士山を見付けた。
 朝方は雲が多かったので、富士山等の山岳展望は諦めていたので嬉しい誤算だった。

 それでは池の平湿原で歩いたことがないルートを偵察することにして、木道ではない土の道、東歩道に入る。
 樹林帯がメインらしいので涼しそうだし、ひょっとしたら意外な花が咲いているかも知れない。

 富士山を見つけるのが得意な人         ▲ その気になれば見える富士山
              ▲ 東歩道は優しい土の道だったけど、ひょっとしても花は期待できなそうな雰囲気
 足元の花を探してキョロキョロ歩き         ▲ レンゲツツジのシーズン到来だね
 湿原に出たところの放開口から鏡池に直行せずに  放開口からいつもの中央木道(池の平三方歩道)へ向かう
クロマメノキ ゴゼンタチバナ 木道のポコポコ歩きも終盤に差し掛かり
ハクサンチドリ 篭ノ登山を映す鏡池 ヒメシャクナゲ
                      ▲ 群生するヒメシャクナゲが木道上からは遠くて

 2000mの湿原だから涼しい風が心地良いが、照りつける直射日光は真夏
 出会った人も二、三人で靜かな一日になりそうだけど、ウグイスの声に混ざってハルゼミ君が賑わしてくれる。

 花の種類も少なくて、もう少し遅い時季の方が花は多いんだよね、ほんとは (^^;
 実は我が家がこの地を訪れるのは7月が圧倒的に多く、6月に来るって初めてなんだよね。

ミツバツチグリ ショウジョウバカマの種 ウスノキ イワカガミ
 三方ヶ峰に登る             ▲ ゴゼンタチバナロード
                        ▲ オトギの森から登る三方ヶ峰斜面に八ヶ岳遠望
                                 ▲ 槍穂高連峰
                              ▲ 後立山の爺から唐松岳
                            ▲ 烏帽子岳稜線の上に白馬岳
 コマクサ                ▲ コマクサ
                             ▲ 三方ヶ峰のコマクサ園地で
 三方ヶ峰から見る篭ノ登山と水ノ塔山        ▲ 三方ヶ峰から見晴岳への階段登り
コケモモ          ▲ ツマトリソウいっぱい咲いてた
タカネニガナ ニガイチゴ アヤメ ツマトリソウcouple咲き
                         ▲ 見晴岳山頂から小諸市街地と八ヶ岳

三方ヶ峰のコマクサ園地で、木陰に陣取ってドリンク休憩。
柵内の遠いコマクサの写真を撮って、見晴岳へ。

見晴岳には数人の方々が休憩していた。
地蔵峠に下る道を奥に進んで、例のサラサドウダンの木の下に潜る。
未だ10時を過ぎたばかりなのに、岩の広場は焼けていた。
おもむろにまったりランチ

行く先々で姿を見せてくれた八ヶ岳を思う存分眺めて、まったり ない

 サラサドウダンの木の下で避暑的ランチ                        サラサドウダン
イワハタザオ 萎びたミツバオウレン 綿毛ふわふわ オンタデ

目的の花がなかなか見つからない
二人して目を皿のようにして歩くが、おいちゃんは気合が入っていない

あった~ 咲いてる~
はらっぱの勘は神業だ、こんな場所ふつう見付けられないでしょよ。
きょうの目的達成 (^^

 イチヨウラン全身          ▲ 陽があたって暑いでしょうけど
葉っぱが1枚なので一葉蘭 横顔 神秘的で可愛いような 陽気な天使
 イワカガミの群生地       ▲ あちこちにシロバナヘビイチゴの群生地

コマクサも、本当は篭ノ登山のコマクサに逢いたかったのですが。
イワイワの篭様はちょっと厳しいので、怪我をしてはいけないから。
きょうは楽チンな池の平湿原にしたの。

あとは無事に帰るだけ。
このあと写真を撮る元気もなく、ただただ足を前に出すだけで。
暑さも堪えたし、池の平と言ってもアップダウンに階段は付きもの (^^;
お疲れさまでした。

 雲上の丘をあとに
                         ▲ 雲上の丘を下って、池の平湿原の見納め
ゴゼンタチバナ マイヅルソウ 雷の丘スル~ 村界の丘でドッキング
 村界の丘からの下山道          ▲ 何とか無事に下りて来た

この暑さだもの、駐車場に直行する気にもなれず。
手前の木陰ベンチで余韻に浸った。

標高2000mの木陰は、空気がサラッとしていて気持ちが良い。
残り物を食べながら、そよ吹く高原の風に身を任せるひととき。
これがあるから、山はやめられん

湯の丸高峰林道を走って、高峯山周辺のお花見を考えていたけどやめた。
帰り道の 「湯の丸高原ツツジ祭」 も、人出が多いだろうからスル~。
寝不足だし、早く帰ってゆっくりしようぜ (^^

 涼しい場所でしばらくクールダウン休憩
                           ▲ 帰りの浅間サンラインから浅間山