2025.06.07(土)   K2Couple No.0857

 志賀高原
  しがこうげん(長野県)
 シナノキ
大倉新道
1,650m
ツバメオモト、サンカヨウ、ニリンソウ

コース最大標高差 : 60
コース累積標高差(+) : 195
コース累積標高差(-) : 195
コース距離 : 5.2 km
行動時間 : 3’55"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  渋峠ノゾキ付近から北ア槍ヶ岳
  5:00 = 6:00 道の駅八ッ場ふるさと館 6:10 = 草津 = 7:10 渋峠 7:15 = 8:00 焼額山登山専用p
 焼額山登山専用p(プリンスH前)8:10 ... 8:20焼額山登山口 ... 9:05 シナノキ 9:15 ... 9:30スキーゲレンデ ...
 9:55 【水芭蕉L】 10:15 ... 10:35 ダイヤモンドスキー場p 10:40 大倉新道入口 ... はなはな隊とバッタリ ... 11:05 ニリンソウ群生地折返し ...
 11:25 大倉新道入口 11:30 ... 11:40 せせらぎ湿地帯入口 ... 木道歩き ... 12:05 焼額山登山専用p
 焼額山登山専用p12:10 = 12:20 志賀の源水 12:30 = 渋峠 = 草津 =14:10 くらぶち小栗の里 14:20 = 15:30

   シナノキの場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである(経緯度線は20秒間隔)



 いよいよ梅雨入り間近らしいが、久しぶりの晴れ予報の休日を迎えた。
 昨年来おいちゃんがはらっぱの為に温めていた、志賀高原の大倉新道なる花道に行く。
 殆どアップダウンのない楽勝コースだから、隣のシナノキコースとくっつけて歩いたらどうかな
 無理だったら、大倉コースは途中までピストンでいいよ。

 楽な歩きだし早朝の出発なので、高速を使うまでもない。
 と言うか、高速は遠回りなので使いたくないから、早朝に出掛けるとも言える (^^;
 いつもの走り慣れたルートで、草津から志賀高原に入る。

 志賀草津道路の走り屋さんに道を譲り  ▲ 最初の展望所に車を停めて、群馬側の展望を確認する
 遠く榛名山( 近景は吾妻の山々 )            ▲ 浅間隠山と鼻曲山
                 ▲ 南には西上州の上に富士山が見えたし、東は日光方面まで見えていた
 久しぶりに晴れ上がった土曜日の朝            ▲ 草津白根山の白い外輪
 閉鎖中の草津白根レストハウスから白根山          ▲ 天気は上々 山岳道路貸切
 万座三叉路を過ぎると北アの絶景にテンションmax        ▲ R292志賀草津道路 渋峠2152m
 四阿山と根子岳           ▲ 浅間連山の上に八ヶ岳
                    ▲ 渋峠から下って北アルプス展望(後立山連峰の稜線が黒いのは上空の雲のせい
                      ▲ 渋峠ノゾキから志賀のランドマーク笠ヶ岳と頚城の山

志賀草津道路からの山岳展望を大いに楽しんで。
硯川公衆トイレに寄って、一ノ瀬に直行。
サルの集団が、我が物顔で道路を占拠している。

きょう歩くエリアには、スキー場関連の広い駐車場が数か所あり。
勿論グリーンシーズンも利用できるが、いつも停めるプリンスH前にした。
シナノキコースと大倉新道を繋いで、せせらぎコースを戻るつもり。

駐車場には、山菜Gメンと思われる人たちの車が2台スタンバイ中。
では行って来ます。
気を付けて (^^

 プリンスH前の焼額山登山者用駐車場
 スキー場メンテ用の林道チックな道          ▲ 焼額山登山口を右に見送り
 山の神スキー場のゲレンデを登る       ▲ いきなりツバメオモトの群落が始まって
ニョイスミレ オオタチツボスミレ ミズバショウ オオカメノキ
ミヤマカタバミ シロバナミヤマスミレ アサギマダラ お帰りなさい ツバメオモト
 サンカヨウ             ▲ クルマバツクバネソウ

道はゲレンデから左にUターンするように戻る。
と同時に樹林の中に入って行くよ。
すると更なる花の道に突入。

ツバメオモトとサンカヨウの道を延々と歩いてる気がする。
自然に、よくまあこんなに増えるもんだね。
いきなり現れるシナノキも、立派な生きざまだ。

 長野県天然記念物 一の瀬のシナノキ          ▲ 正面に見ると根張りが凄いよ
シロバナエンレイソウ ミヤマスミレ ツバメオモト サンカヨウ
 シナノキ以降も花の道が続き、ぽっとゲレンデに出た          ▲ 直射日光が厳しく暑い
                           ▲ 西館山の対面には東館山スキー場


 東館山を左に見て、ダイヤモンドスキー場のゲレンデを横断する。
 きょうは全国的に暑い一日で、直射日光に晒されるゲレンデ歩きが厳しい分、吹き抜ける風は最高に気持ちが良い。
 ワラビを採取している3人組と立ち話。

 この先はスキー場pまで少々車道歩きになるので、ゲレンデ脇の日陰を探してランチタイムにする
 たまたまミズバショウの株の横に陣取ったので、名付けて水芭蕉ランチ (^^
 いつものメニューだけど、暑さが堪えるシーズンだけに、冷やしたミニトマトやキュウリの浅漬けが美味い。

 ミズバショウを見ながら             ▲ 水芭蕉ランチ
 コシアブラとワラビを一握りずついただいて        ▲ ダイヤモンドスキー場の東側駐車場
マイヅルソウ咲き始め ミツバツチグリ ナガバモミジイチゴ ミツバオウレン
                    ▲ ダイヤモンドスキー場の西側駐車場を横切って大倉新道へ

大倉新道は花の道。
駐車場を横断していると、遠くに大倉新道の案内標柱が見えた。
うきうき気分で広い駐車場を横切る。

うん
可愛いらしいはなはなカラーの車が、ポツンと1台停まっていた。
もしかして
... 期待が膨らむ (^^

大倉新道は、いきなりの湿った下りから始まっていた。
そして湿っぽい道は、泥濘が避けられないのが常らしい。
スパッツを付ける程の泥濘ではないので、ズボンの裾をまくり上げる

 大倉新道は滑り易い下りから始まる
 季節は進んでもけっこう咲いてるね           ▲ リュウキンカは賑やかだし
 ニリンソウはおしとやかに               ▲ オオカメノキ
フキの綿毛 サンカヨウ咲き残り リュウキンカ ズダヤクシュ
タネツケバナ ミズバショウ ニリンソウ

サンカヨウやツバメオモトは終ってしまったのか、殆んど見かけないな。
湿地帯を好んで咲く、ミズバショウやリュウキンカが多い。

写真を撮りながら進んでいると、前方から単独下山者あり。
遠目にも、はなはな隊であることはすぐに分かった。

はなはなちゃんはもう少し先まで足を伸ばしたらしく、遅れて下って来た。
いやぁ お久しぶりです。
元気なのはblogで知っているけど、こうやってバッタリ出来て嬉しい

 下って来たのは、はなはな隊の彰さん
              ▲ ニリンソウに埋もれて幸せそうな彼女が登場  オフ会ファイナル以来2年ぶりだね

 何処までも続くニリンソウロードの取っ付きまで案内してもらい、その後は一緒に撤収することになった。
 偶然にも、きょうのターゲットは同じだったが。
 我が家はシナノキコースから大倉新道、はなはな隊は逆の大倉新道からシナノキコース。
 大駐車場の端っこでお別れです。
 じゃまたね、楽しい思い出をありがとう、元気でね


                 ▲ 短い時間だったけど、お互いの無事を確認してお別れです、ばいちゃ
 車道を少し戻って、せせらぎコースに合流する            ▲ 木道の始点に乗った
           ▲ 乾燥化は湿原の運命で、今の時期はミズバショウが点在してるだけで見所はなかった
 白樺林を縫う木道はちょっとシアワセ             ▲ スタート地点に帰着
 ムラサキヤシオ                   コヨウラクツツジ

帰り道で、志賀の源水を思い出して寄ってみる。
流れ落ちる水をペットボトルに採取している人がいた。
とても美味しい水なんだそうな。

そして、復路も山岳道路の醍醐味を味わって帰る。
暑い一日だったので、タオルに浸み込ませた志賀の源水がgood。
首を冷やしながら、快適に帰宅できた。

 志賀の源水         ▲ 冷たい水が三ヵ所流れ落ちている
 白根山中腹には未だに残雪あり       ▲ 朝より多かったけど帰りもスイスイ走る