2025.01.03 (金)   K2Couple No.0838

小浅間山
こあさまやま(長野県)
1,650m
吹かれて山頂ピストンの巻

コース最大標高差 : 245
コース累積標高差(+) : 265
コース累積標高差(-) : 265
コース沿面距離 : 3.8 km
行動時間 : 3'20"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 小浅間山東峰めざしてがんばり中
  7:15 = 藤岡IC/上信越道/碓氷軽井沢IC = 8:25 小浅間登山口P 【BF】

 登山口P 9:05 ... 9:55 馬返し 10:05 ... 10:35 小浅間山東峰 10:45 ... 11:00 馬返し ... 11:20 【しょぼくれL】 12:05 ... 12:25 登山口P

 登山口P12:35 = R18碓氷バイパス = 14:20


  小浅間山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)



 子供家族のお相手、ホームページの移転や年賀状などのPC作業で、運動不足になった身体を山に行ってほぐすことにした。
 2025初登り。
 プチ雪遊びがしたいはらっぱのために、行く先は昨年末に果たせなかった小浅間山に決定。
 ちょっと冬装備を引っ張り出して、家を出るときはマイナス2℃。
 冷え込みの厳しい朝だった。
 上信越道上の定点観測地点で様子を見たら、妙義の右にある筈の浅間山がない
 とにかく現地に行って確認するしかない。
 ちょっと不安を抱きつつ、碓井軽井沢ICに向いますね。

 

              妙義の右に浅間山があると安心する(画像は昨年1月14日、小浅間に行ったとき)
                         ▲ 今日は妙義はあるけど浅間山がない
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 下仁田からの和美峠越えの道と合流手前      ▲ 軽井沢に下りるまで、いつも霧氷祭りエリア
 軽井沢町は霧に沈んで             ▲ 街路樹も霧氷飾り

軽井沢ICから群馬長野県境を越えて軽井沢に下る。
八風平からずっと霧氷のオンパレードで、素晴らしい景色を見せてくれた。
小浅間にも霧氷ができてるといいな

マイナス4℃で、軽井沢の冷え込みはそれほどではない。
1256mの離山ばかりでなく、街路樹まで見事に真っ白くて綺麗だった。
しかし、中軽から峰の茶屋に下る頃には霧氷景色は終了 (^^;

相変わらず浅間山の姿はなく、小浅間には霧氷のカケラもない
駐車スペースには先客2台。
群馬Noのフォレスターの隣りに並べる、8時半でマイナス6℃。

 千ヶ滝から先は、だんだん霧氷がなくなってきた
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 浅間はないけど            ▲ 小浅間はちゃんとあった
 登山口(東大火山観測所横)          ▲ 雪は締まっていて歩きやすい
 朝陽に押されて順調    ▲ カモシカさんかな、小浅間で会ったことないけど

登山道は、そこそこ雪で歩きやすい。
姿なき小鳥のさえずりを聴き、ドライフラワーを道連れにのろのろ歩く。
馬返しまでは、緩傾斜のまま約160mの登りで。
林の中はそよ風程度だ。

群馬Noのカップルさんが下りて来た。
ちょっと風はあるものの、青空の下に素晴らしい展望だったらしい。

 ツルウメモドキ
 美しい木々が並ぶ素敵なアプローチ                ▲ ハンノキ
 馬返しの分岐(浅間と小浅間の鞍部)           ▲ 小浅間山の雪は剥げている
                            ▲ 霧氷の箱庭、軽井沢町方面

おいちゃんの調子悪く、休んでばっか
はらっぱは、今のうちに先行する。

振り返れば浅間山が姿を現していて、山頂部には雲が張り付いている。
ときどき雪煙が舞い上がるが、噴煙らしいものは確認できず。

林間のアプローチは風を感じることもなく、穏やかな正月気分だったけど。
小浅間の斜面では、徐々に風が強くなってきた。

 浅間山を振り返ってサボるおいちゃん        ▲ マイペースで東峰をめざして先行する
 吹かれても倒れそうになっても           ▲ 浅間山頂の雲が取れない
              ▲ 山頂標識が遠くに飛ばされていたので、わざわざ拾って来て立てたけど速攻倒れた
                               ▲ 小浅間山頂から南八ツ
                         浅間山と反対側(北東)の展望もついでに

 はらっぱが登って来る前に一通り山頂展望を確認したが、強風に晒されるまま落ち着いて写真など撮る気にはなれない。
 草木のない砂礫の山頂なので、風は大敵。
 山頂標識が離れたところまで飛ばされていたので、無駄と知りつつ拾って来て元の場所に立てた。
 手を離したら瞬殺で倒れた

はらっぱがヨレヨレ、風によろけながら登って来た。
寒いよ~。
何なん この風
いつものように周回して帰るか、このままピストン下山するか。
なんでじゃ
 帰るに決まってるでしょよ。
ワタシ凍り付きそうなのが、見ててわかるでしょよ
で、速攻撤収

強風に振られて転びそうになりながら、山頂から離れるはらっぱ。
気を使ってエスコートする♂。

 山頂から南東、妙義山
 ウサギさんのトレースを追って             ▲ 極寒の山頂をあとに

風は収まる気がないらしく、半分ほど下っても吹きっ放しで。
浅間山を正面に、ただただ無言の下り。

正面の浅間山しか記憶に残らない一日になりそうだった。

砂礫の登山道だから、何処を歩いても風の通り道。
小浅間山は穏やかなら最高の展望台だけど、風が吹くと全てが吹き飛ぶ。
この山は、天候選びが必須ですよん。

 飛ばされる~        ▲ 浅間山の写真しか残らない一日
                  ゆっくりしたい小浅間山だったが、冷たい風にせかされてとっとと逃げる
 西峰はカットして下山            ▲ 後姿は他人でも ...
 薮の中の倒木でランチしちゃった            ▲ とりあえず食べるか
何気に変なおじさん 真っ黒な木の実 凍えたままとうちゃこの予感

軽井沢の霧氷で心ウキウキ、しかし山頂の強風が期待を吹き飛ばした。
ランチ場所がなく、車中ランチより薮を漕いで山ランチを選んだ。
何だかんだ、嬉しくはないけど楽しい一日だった

気温が1℃まで上がっていた駐車スペースをあとにする。
軽井沢町内の霧氷は、朝のまま残っていた。

碓氷バイパスでは、県境の入山峠付近が霧氷で真っ白々の美しさ。
順調に帰着して、家に帰れば7℃だった。

 奇しくも昨年と同じ場所で 「さようなら撮影」   ▲ 県境稜線は正午過ぎても霧氷(軽井沢R18より)