2025.03.30 (日)   K2Couple No.0847

男衾自然公園
おぶすましぜんこうえん(埼玉県)
171m
本格的な春の到来

コース最大標高差 : 115
コース累積標高差(+) : 140
コース累積標高差(-) : 140
コース距離 : 1.6 km
行動時間 : 2'30"
* 距離と累積標高差は KASHMIR3Dによる概算値です ▲ 寄居の里山は桜花三昧
  8:20 = R254 = 9:05 男衾自然公園p
 男衾自然公園p 9:20 ... 9:30 水性花園 9:40 ... 東尾根通り ... 10:15 堂ノ入山 10:20 ... 10:35 金毘羅宮展望台 【L】 11:05 ...
 11:20 中央広場 ... 11:45 水性花園 ... 11:50 桜祭り会場・男衾自然公園p
 男衾自然公園p 12:05 = 12:20 鉢形城(氏邦桜)13:10 = R254 = 14:00


 この地図は、現地案内図を引用して、きょう歩いたコース を加筆しました
                                                                    
  男衾自然公園の場所


我が家のフェンス修繕や、おばあちゃん家の草むしり計画のおいちゃん。
昨日は法事があったし雨模様だったので、きょうは朝から張り切っていた。

... またまた埼玉寄居方面に出掛けることになった
一度は行ってみたい男衾自然公園、はらっぱの願いが叶った瞬間だ。
急なお出掛けなので、バタバタ準備する中で他人に話せない失敗も

ちょっと迷いながら辿り着いた公園入口は、手作り感満載で好印象だね。
男衾稲荷に上がる階段はちょっと厳しそうなので、水性花園から入る。
居合わせた優しいおじ様から、フキノトウ採取をプレゼントされた (^^

 この標識を見つけるまでウロウロした
 自然に溶け込む開放的な駐車場           ▲ 自然公園内の案内図など

駐車場周辺の花にひっかかり、自然公園入口が遠いねえ (^^;
あたし何処でもこんなペースですけど。

枝垂れ桜 陽光桜
 登山口まで時間がかかる アオイスミレ スミレ 男衾稲荷の入口はスルー
フキノトウ ウグイスカグラ ラッパスイセン ボケ(赤) ボケ(白)
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 入口を飾る赤ボケ&白ボケ         ▲ ここから少し歩くと水性花園
                     ▲ ミズバショウが群生する水性花園を見守る花の里山
 水芭蕉      ▲ 花言葉 : 美しい思い出 変わらぬ美しさ

 ミズバショウの花は所々で見かけるけど、
 これだけの群生地を見るのは久しぶりだ。

 ミズバショウの谷を、桜花が取り囲んでいる。
 なかなか見られる光景ではない。
 そんな意味でも貴重な男衾自然公園。

 時期を変えて再訪するのもいいだろう。

 そのまんま         ▲ 位置を変えて東尾根取付きから
 里山は花盛り           ▲ 何処の斜面もさくら一色

水芭蕉と別れて東尾根に上がってみる。
三毳山と同じように、ここも遊歩道が縦横無尽に配置されている。
まあここで迷っても遭難することはなさそうだ (^^

桜尽くしの中に、突然ツツジやシャクナゲが咲いているのも良い。
桜の数や種類が無数にあるらしいので、今がベストシーズンかもね。

危険な場所もないし、そこそこのアップダウンで山の雰囲気が味わえる。
何とも心地良く、素晴らしい自然公園だと思った。

 ヤマツツジもあるよ
花桃 男衾桜 ヤマツツジ
アズマシャクナゲ 陽光桜 染井吉野 豆桜系
 ゲンカイツツジ          ▲ 染井吉野とはちょっと違うよ
                  ▲ 東尾根から桜の谷越しに、西尾根の最高峰 堂ノ入山
 東尾根上の野趣あふれるベンチ           ▲ 一旦さくらの谷に下って
 山桜        ▲ 陽射しが届かず目覚めないカタクリ
 椿通り          ▲ 散ったツバキを避けて歩くよ
ねむねむカタクリ ツバキいろいろ
 お花見満喫               ▲ 寒緋桜
 陽光桜        ▲ さくらの下を西尾根に登り上げる


 椿と桜の道を経て西尾根に上がると、左手に南尾根の小ピーク仙元神社と展望台が見える。
 行きかけたけど、堂ノ入山と展望も同じだろうからと後続のはらっぱが付いて来ないので折り返す
 堂ノ入山からはHONDAの寄居工場と、その上に何処か知らんが秩父の山が確認できた。

 たまにスライドする程度で、殆ど人に会うことはなかったが。
 ここで知り合った初老♂ボランティアさんが、あれこれ親切に教えてくださる。

 小ピーク仙元神社展望台          ▲ 最高峰 堂ノ入山にとうちゃこ
 金毘羅宮にトコトコ下る            ▲ 八重咲きの寒緋桜
 シャクナゲ              ▲ プリンセス雅桜

堂ノ入山から緩やかな気持ちの良い階段を下り、南に下がると。
多くの寒緋桜に混ざって、シャクナゲの開花が始まっている。

プリンセス雅桜という品種も、いっぱい咲いていた。
皇后陛下の雅子様にあやかった名前なのかも知れない。
前から読んでも、後ろから読んでも 「まさこさま」 (^^

上品なさくらを眺めて感心していると、そこはもう金毘羅宮だった。
飾り気のない素朴な佇まいだ。
簡単に手を合わせて、併設されている展望台に向かった。
山頂から何気に同行していたおじ様が、ここでも詳しく教えてくださる
きょうは霞んでいるけど、ぼんやりと榛名や赤城が見えていた。

ボランティア組合員らしい彼の話によると。
放置されていた民間の里山を、ボランティア組合が借り受けて。
自然を生かした美しい花の里山を蘇らせたのだそうな。

平成23年に男衾自然公園(男衾桜の里)として公式にスタートして以来、現在も精力的に整備、植樹活動をしているとのこと
美しい里山を維持管理する楽しさやご苦労が伝わってきた。

そしてK2C二人きりになり、朝食抜きだったので早ランチにする
誰も登って来る気配がないので、勝手気ままにセルフツーショットなどして。
わが世の春を謳歌しましょう (^^

 金毘羅宮
 親切なボランティアさんと山座同定     ▲ 榛名や赤城は薄かったけど近くの山は見えた    
 展望台ベンチにてセルフの一枚              ▲ 豆桜系 ... かな   

昨日のぐずついた天気から一転して、きょうは温暖な春の日和です。
桜のシーズンを迎えて、最高のお花見ができて良かった。
何か管理システムや雰囲気が、安中の崇台山に似てるかもね。

ランチ中に、電車がゴトゴト走って行くのが見えた。
上り下りとも4輌編成で、立て続けに通過する。
その都度おいちゃんは走って行って、赤い電車と白い電車の写真をゲット。
撮り鉄じゃないけど何気に満足顔 (^^;

 東武東上線、赤い車両は下りで            ▲ 次は、上りの白い車両    
 真っすぐ出会い広場へと思ったけど、急な階段だったのでNG  おいちゃんが偵察した結果、展望台に戻って桜通りのジグザグ道へ    
こっちの下りが安心 ヒメスミレ すたこらさっさ 程良い傾斜で
タチツボスミレ ニョイスミレ ジュウニヒトエ 染井吉野 トサミズキ
 男衾桜の里               ▲ トサミズキ    
 枝垂れ桜              ▲ 寒緋桜ゾーン  
 出会い広場の展望所            ▲ スノーフレーク咲いてた    
クサイチゴ タチツボスミレ ニオイタチツボスミレ スノーフレーク スイセン
                           ▲ 陽光を浴びて開き始めたカタクリさん
 全開            ▲ ニリンソウも咲き始め    


 出会い広場を通り過ぎて、再びカタクリの群生地に着くと、朝は蕾んでいたカタクリが誇らしげに咲き揃っていた。
 病み上がりで久しぶりに歩きに来たという女性を交えて、さっきとは別のボランティアおじ様としばらく歓談する。
 ニリンソウの葉っぱを見たけど咲いてなかったと話すと、おじ様が咲いている場所を教えてくださった。
 咲いていたけどたったの三輪だけで、しかも斜面の上の遠いところ (^^;

 お礼を言って別れ、駐車場が見えてきたら何気に賑やかで勇壮な和太鼓の音がしていた。
 きょうは桜祭りの開催日のようだ。
 駐車場に隣接する古民家カフェ、山口商店の庭先に設えた舞台上でイベント開催中
 はらっぱを見失って会場に行ってみると、思った通り特設の観客席にちゃっかり座って応援していた

 拍手喝さいのキリのいいところで駐車場に戻り、後半戦は鉢形城の氏邦桜を見に行ってみる
 また狭い道で迷ったけど

 寄居町の道は嫌いだ。

 桜祭りの会場に駆け付ける        ▲ 桜祭りのイベント(和太鼓合奏)