2025.09.21 (日)   K2Couple No.0869 .

物見山
ものみやま(群馬県・長野県)
1,376m
風にそよぐ美しいコスモスの花

コース最大標高差 : 150
コース累積標高差(+) : 250
コース累積標高差(-) : 250
コース沿面距離 : 5.7 km
行動時間 : 5'30"

* 距離と累積標高差は YAMAP data です

 夢見るコスモス園から物見山

  6:55 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 8:00 荒船PC駐車場(天気待ち)

 荒船PC駐車場 8:50 ... 9:20 大コスモス園(APC荒船パノラマキャンプフィールド)9:55 ... 10:10 五叉路 ... 林道 ...
 10:40 物見山取付 ... 11:30 物見山 ... おいちゃん偵察 ... 11:50 物見山【L】12:40 ... 12:50 林道クロス ...
 13:10 妙義荒船林道合流 ... 13:50 五叉路 ... 14:00 大コスモス園 ... 14:20 荒船PC駐車場
 荒船PC駐車場 14:30 = 15:05 道の駅しもにた 15:15 = 15:40 富岡市かかし祭り見物 = 16:25

   物見山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 妙義山はあるけど浅間山はない      ▲ 目的地群馬長野県境には真っ白な雲
                     ▲ 冷えた初冬だったら、見事な霧氷に飾られる荒船山艫岩


 最近は恒例にしている旧内山牧場の大コスモス園。
 今年は猛暑の影響でコスモスの開花が10日くらい早く、既に見頃を迎えているらしい。

 物見山まで足を伸ばしたいところだが、無理なようなら途中で引き返すつもりで行くことにした。
 昨日は曇りできょうは晴れる予報だったので、晴天下のコスモスに期待して予定を一日順延した。
 そしたら何のことはない、前夜半に大雨が降ったので足元は悪いかも知れない (^^;

 下界は晴れの朝を迎えたが、めざす内山峠には白雲が重く
 早々にガスが取れることを願いながら、荒船パノラマキャンプフィールド(APC)へ


現地はガスの中だった。
APC施設内には余り人影もない。
駐車場には数台の車があり、皆んな天候待機しているようだった。

我が家も付近をブラブラして過ごす。
隣の車の奥様に、「バードウォッチングですか?」 と訊かれる。
いえ、ただブラブラと何となく歩きますけど (^^;

流れるガスの中、気温15℃の肌寒さ。
隣のご夫婦は、其々に重そうなバズーカを肩に掛けて出て行った

 やっぱりガスガスのAPC駐車場
 小1時間待って、少し明るくなったのでスタート               ▲ シロヨメナ
 ノコンギク               ▲ あらふね湖
アザミ トネアザミ イヌタデ カントウヨメナ
オタカラコウ クサフジ ゲンノショウコ ミゾソバ シロバナミゾソバ
アサマフウロ ヤマニガナ アケボノソウ ヒメジョオン
 あらふね湖北岸から荒船兜岩山方面         ▲ あらふね湖畔の句碑から物見山

あらふね湖畔で花探しのあと、コスモス園に行ってみましょう。
やや登りの連絡路は、笹の切り開きで歩きやすい。

コスモス園の通路には、バズーカカメラが集結していた。
訊いてみれば花目的ではなく、野鳥のノビタキ目当ての人達らしい。
皆んな野鳥ファンと言うことで話が弾んでいる。
私たち素人は話に入れない (^^;

 先ずはコスモス園へ           ▲ 野鳥ファンも話が尽きない
                       ▲ 風が強くて揺れるコスモスに打つ手なく
 物見山と電波塔         ▲ 内山無線中継所と物見岩方面
 風に逆らって意地でも撮る          ▲ 動画にした方が良いかもね
               妙義荒船佐久高原国定公園 荒船パノラマキャンプフィールド 標高1230m
 広い展望デッキ          ▲ 展望デッキから見下ろすAPC
ノイバラの実 キオン ヒョウモンチョウ 優美  ▲ 余分なおまけ ・・・
 コスモス園から物見山へ         ▲ 未練じゃないけど振り返って
 別荘地の建物を見ながらプラプラ歩き        ▲ 稜線の林道に合流して舗装路は続く
コウゾリナ ノコンギク センダングサ ミズキ
ハキダメギク ツユクサ ツルキンバイ ツルキンバイの実
ミズヒキソウ ツリフネソウ マムシグサ

林道をブラついて登山口まで来た。
誰もいない林道から誰もいない山頂へ、ピストンを決める。
本日唯一の登りらしい登り
ゆっくりゆっくり登っていると、二人の女性連れが追って来た。

誰もいないのでクマが心配だったと言う。
2+2=♂♀♀♀、年寄りでも♂がいれば何気に心強いのが心理。
花の名前を教授しながら一緒に歩いたけど、結局置いてかれた

けっこうな急登は、昨夜の雨で濡れていて滑りやすい。

 ここまで来たら取り付くことに
白いツリガネニンジン ツリガネニンジン ミゾソバ アキアカネ


 最後の急登を頑張り山頂に着いたけど、この下りを戻るのはちょっとリスク高そうなので心配になった。
 ピストンではなく香坂峠方面に下って、地形図上にある周回できそうなプチ林道が使えるか、おいちゃんが偵察に出る。
 件の林道がしっかりしていて、妙義荒船林道に合流できそうなことを確認して戻る。
 

 おいちゃんが戻って来て、ランチ準備を始める。
 と、その時に懐かしい人がひょっこり現れた。

 え~ Fさんじゃないの
 一昨年の秋のめがね橋の巡幸道以来だった。
 ほんとに久しぶりで懐かしさ炸裂。
 一緒にランチする楽しく嬉しいひととき (^^ 
 祝 バッタリランチ。

 妙義山     ▲ 今までバッタリ率が高かったFさんと嬉しい出逢い
                                   ▲ 山頂直下の切り開きから北の展望


 山頂をあとに少し下ると北の展望が眼前に広がり、浅間山の雲は取れてたけど遠くまでは見えない。
 皆んなで山座同定してから下って間もなく、行止まり林道の終点に出る。
 ここで登山道通しで香坂峠経由神津牧場に下るFさんと、林道を辿って長野県側に周回する我が家とのお別れ儀式。
 きょうはありがとう、また会う時までごきげんよう。

 雲が消えた浅間山       ▲ ここで香坂峠へ山道を行くFさんとお別れ

 ここからはまた二人旅。
 行止まり林道だから車の通行は先ずないだろう。
 かなり遠廻りにはなるけど、舗装林道歩きは気楽ですよ。

 林道のそぞろ歩き            ▲ 立派な林道に合流
ナガミノツルケマン ヤマアジサイ ゴマナ ヤクシソウ
紅葉しますか ゲンノショウコ マルバハギ シロヨメナ


 ちゃんとした妙義荒船林道に合流すると、たまに車が通るが軽井沢方面へは落石工事のため通行止めです。
 道路の所々にヤマグリがたくさん落ちていたので、ひょっとして熊さんが出て来たりしないだろうね
 玄関の飾り付け用にヤマグリを拾い、道端の花を写真に撮ってゆるゆる歩く二人。

 ヤマグリの道            ▲ 落果してはじけたヤマグリ
 花撮り根性健在        ▲ 遊んでると熊が出て来るぜ(心配性)
コウシンヤマハッカ ツリフネソウ ボタンヅルの種 ヤマボウシ
ヨウシュヤマゴボウ ヤナギタンポポ カンボク ノブドウ

アップダウンのない林道歩きを小1時間こなすと、見覚えのある五叉路。
逆光のコスモス園が広がっていた。
お疲れさまでした (^^

久し振りの林道歩きも新鮮で楽しかった。

観光客は出足が遅いので、五叉路の駐車スペースは満タンで。
コスモス園には、ボチボチ人影が認められた。

 おてんこ盛りのヤクシソウ
                              ▲ コスモス園に戻って来た
白いアザミ ピンクの縁取り 縁取りが濃いね 愛情 乙女の純潔


 コスモスに最後のご挨拶。
 相変わらず曇り空が広がっており、朝ほどではないもののコスモスを揺らす風は終日続いている。

 コスモス園をかすめ、あらふね湖南岸を辿って駐車場に戻る。

 きょうは風に泣かされ、北アや八ツの遠望も薄雲に遮られ ・・・ それだけは残念だったが
 この時季にしては思った以上に多くの花に会えたし、何よりも懇意の山の友に出会えたことが最高のご褒美になった。
 Fさん 山頂の語らいランチ (^^ ありがとうございました。


 相変わらず揺れるコスモス           ▲ 佐久高原にも秋の気配
                     ▲ 内山峠への下り道から荒船山艫岩 きょうもありがとう


 富岡市 かかし祭り 

ドーモ君 ミャクミャク君 朝ドラのヒーロー わからん?