2025.09.27 (土)   K2Couple No.0870 .

菅平ダボスの丘
すがだいらこうげん(長野県)
1,411m
7年ぶりのムラサキセンブリ

コース最大標高差 : 85
コース累積標高差(+) : 100
コース累積標高差(-) : 100
コース沿面距離 : 2.4 km
行動時間 : 2'20"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 ムラサキセンブリに逢いに来ました

  5:35 = 藤岡IC/上信越道/上田菅平IC = 7:15 峰の原高原こもれび広場(こもれびホール駐車)7:35 = 7:40 菅平高原ダボス駐車場

 ダボス駐車場 7:55 ... 9:00 日本ダボスの丘 【L1】 9:40 ... 10:15 ダボス駐車場
 ダボス駐車場 10:20 = 10:25 菅平湿原菅平高原自然館11:30 = 11:40 唐沢の滝 【L2】 12:35 = 鳥居峠 = 長野原 =
 14:00 倉渕小栗の里 14:10 15:10



 皆さんのレポを拝見している中で、先週くらいから菅平高原の記事が多い気がする。
 その訳は、ムラサキセンブリの花が見頃を迎えていることらしい。
 初めてムラサキセンブリを見たのは7年前(2018)のことだった。 【REPO】

 その後も小根子岳の帰りに探しに行ったことがあったが、咲く時期を失念していて果たせなかった (^^; 【REPO】

 夜明けが遅くなったね 21℃           ▲ きょうは妙義浅間とも健在
 佐久市はいつものように重い雲の下で        ▲ 佐久を抜けると八ヶ岳が姿を見せる
                   ▲ 懐かしい峰の原高原こもれびホールに駐車して、こもれび広場へ
 シラカバの林が美しい  こもれびテラスからは後立山、頸城の山々が望まれる筈だったけど
ムラサキツメクサ イタドリ ユウガギク オミナエシ(種) ノハラアザミ
ハクチョウソウ アキノキリンソウ マルバハッカ トリカブト タカネバラ


 間もなく紅葉シーズンを迎える気温12℃。
 時季の花は咲いてはいるが、春夏の花期と比べたら何とも寂しいこもれび広場だった。



 ダボスの丘で 


 ダボススキー場は尾花が風に揺れる                ワレモコウ
マツムシソウ ノアザミ ツリガネニンジン マツヨイグサ
ノアザミにヒョウモンチョウ 紅葉の予兆 ワレモコウ

さて日本ダボスの駐車場に移動する
未だ8時前なのでちょっと肌寒い。

スキーゲレンデには、秋の象徴でもあるススキが広がっていた。
殆ど人は見かけない。
たまに会う人は、私たちのように草むらの中を探しながら歩いている。

ゲレンデ内には複数の道や踏み跡が縦横にあり。
頼りない記憶をもとに、二人で手分けして斜面を登って行ったが。
全然見付けられない (^^;

 ゲレンデの中の切り開きを登ってキョロキョロ
 足元にはウメバチソウがいっぱい          ▲ ついにムラサキセンブリ見っけ
 厳しい自然の中、たくましく生き抜く生命力                ▲ ノコンギク

下りて来た単独さん♂に、ありましたかって訊かれる。
ありません

彼と別れてからすぐに数株見付け、更に普通のセンブリも咲いていた。
姿の見えないはらっぱに大声で報告する。
了解
... 声だけが返って来た (^^

 ふつうのセンブリ        ▲ この花は鬼石桜山でも見られる
ウメバチソウだらけで キキョウ センブリ ムラサキセンブリ
さかさまだし ヤマハハコ リンドウ ナルコユリ
 スポーツのメッカ菅平一望    ▲ 富士山が見えると、言っても諏訪富士(蓼科山)
 登りたいなあ根子岳と四阿山             ▲ ヨチヨチはらっぱ
                                  ▲ 南には菅平牧場そして至近の浅間連山
 シュナイダー記念碑                ▲ ダボスの丘

ダボスの丘で待っていたら、はらっぱに続いて4人♀party が登って来た。
その一人の方から、「はらっぱさん」 って声掛けをいただき。
いつもの特徴的な帽子で分かりましたとさ (^^

4年前の6月、篭ノ登山でお会いした妙義レデイーさんだった。【REPO】
開放的なダボスの丘で、しばらくお話させていただきました。
お元気な彼女たちは、根子岳をめざして楽しそうに登って行かれた。
気を付けて行ってらっしゃい。

 ダボスの丘とうちゃこ          ▲ 妙義レディーと懐かしく交歓
      ▲ 彼女たちを見送って、開放的な丘の上で根子岳四阿山そして浅間連山を眺めながら寝転がって芝生ランチ
根子岳をめざす4人 マツムシソウ ヤマラッキョウ キキョウ ツリガネニンジン

登りではムラサキセンブリ不発だったので、下りはルートを変えてみる。
おっとっと、これが大正解 (^^ 立て続けにいっぱい咲き競っていた。

辺りを見廻してみると、確かにこのエリアだったことを思い出した
遅きに失した頼りない記憶力。

 ムラサキセンブリ           ▲ 右にも左にも咲いていて、会心の笑顔
ウメバチソウと紅葉 ニガナ ムラサキセンブリ ゲンノショウコ ノイバラ


 菅平湿原 (菅平高原自然館) 

 ダメもとで寄ってみた菅平湿原だったが、やっぱり花は少なかった。
 自然館はスルーして乾いた湿原に入ってみると、ミゾソバばかりが目に付いて変化がない。
 つまらないので、中央遊歩道経由の小廻りでごまかした (^^;


 菅平高原自然館はスル~         ▲ 自然館横に古びた水車小屋
 ミゾソバは可愛いけど、ありすぎて飽きちゃうよ            ▲ 手入れなくうっそうとして
 ナガミノツルケマン               ▲ イヌタデ密生
 花は少ないけど、若者集団が賑やかにスライドする             ▲ ハキダメギクの群生
ミゾソバ サラシナショウマ タカネバラ トリカブト キツリフネ
ナギナタコウジュ ウバユリ ハキダメギク ゴマナ
ユウガギク カンボク 木道崩落

土の道は余所見してても問題ないけど、途中から中央コースに入ったら。
木道の崩壊が激しく、恐る恐る歩く始末。
何とかならんのかね (^^;

予防的に注意貼り紙はあったけど、通行止めレベルでしょよ。
渡るのに覚悟が必要 マーク。
公の自然園にしては、放ったらかし過ぎじゃないかい。

 斜めってるし            ▲ 踏み抜きらしき痕跡も


 唐沢の滝 

 菅平湿原では、本格ランチする適所が見当たらなかった。
 どこか良い場所はないかと考えながら、帰り道で無人の野菜直売所があったので寄ってみる。
 冷蔵庫内の新鮮なレタス¥100×2個お買い上げ。
 白菜も¥200で超お買い得だったけど、鍋物の季節にはまだ早いのでパスした。

 家に帰ってスーパーのチラシを見たら半値以下で。

 更に少し下って
 唐沢の滝なる名所に寄ってみることに。
 良いランチ場所があるかも知れないしね。

 落差15m 幅10mの白糸ちっくな滝だった。
 家族連れも訪れて、子供達がはしゃいでいる。
 ランチをするには持って来いだ (^^

 車道から至近           ▲ なかなか美しい憩いのスポット

滝の近くまで行って、菅平ミストを思いっきり浴びた
気温は17℃位だったが、陽射しはそれなりだったので気持ち良し (^^

腹ペコちゃんの二人にとっては、正午前と言えども待ちに待ったランチ。
少し下流の岩に腰掛けて、ありったけの食料を岩間に広げる。
平和な水辺でのんびり寛ぎ、カップラーメンが美味しい季節になった。
終り良ければ全て良し

 おいちゃん滝行もどき          ▲ 滝を見ながら待望のランチタイム
 ランチ後は、チョンボ好きのお決まりショートカット            ▲ 入口まで沢沿いに戻る
ヨロイグサ ダイコンソウ ゲンノショウコ 滝が半分しか写ってなかったけど


 鳥居峠を越えて群馬県入り、一般道を帰る。
 目的の花はゲットできたし、妙義レディーにも会えたし楽しい一日だった。
 寝転んで周りの山を見ながらダボスの丘で超快適ランチNo1、唐沢滝の瀬音を聴きながらまったり過ごしたランチNo2。
 菅平で過ごした楽しい一日だった。

 自宅 31℃。